久々の青梅マラソンへ向かい東京駅から青梅特快に乗る。1時間ちょっとで河辺駅に到着した。その間に腰がガチガチに固まってしまい、まともに歩けない。DNSも考えたが、会場まで歩くうちに動くようになる。予定通りサブ4ペース(5kmを28:20)で行けるところまでいくことにする。
服装は、東京羽田ヴィッキーズユニフォームとアームカバー、下は短パンとゲーター。手袋などはなし。気温が高く、2月としては考えられないウエアでスタート。さらに雲が晴れて暑くなり、薄着でもかなり汗をかく。がなかなか給水所が現れない。7kmすぎにようやく最初の給水所。ポカリを飲み、水をかぶり、さらに水をバンダナに含ませて首にまく。この暑さにからだが慣れておらず、早くも脱水気味になる。
前半は主に上りだが急な下り坂もある。それでも5kmごとのラップタイムがまるで平地でのペース走のように走れる。自分でも不思議だった。反対車線を先頭で走ってきたのはオリンピック代表の赤崎暁選手。女子の先頭はこちらもオリンピック代表の一山麻緒選手であった。お二人とも走る姿が美しかった。

折り返して下り基調になる。スピードを上げられる区間は少し速く走る。上り坂ではあまり頑張らず、トータルでサブ4ペースの2時間50分を目指した。心配していた腰が痛くなることはなく、失速しそうな感じもないまま30km完走。しかしレース後の尿の色からすると、脱水症状はかなり進んでいた。これが42kmのレースだったら危なかったかもしれない。
青梅マラソン5kmラップ(手元計測)
28:21 28:21 28:19 27:48 28:58 27:30
帰りは運良く河辺駅から座れた。うとうとしたりスマホでタイムチェックなどをする。新宿駅で降りようとしたが腰が痛くて立ち上がれない。続いて神田駅でも降りられない。東京駅で乗客が全員降りたあと、手すりを握って気合いで立ち上がり電車を降りた。1時間以上じっと座っていたので固まってしまった。帰宅後ゆっくり入浴し少し楽になった。明日の朝よくないようなら整形外科にいこうかと思う。
青梅マラソンはコースの景観と沿道の声援が心に残るとてもすてきな大会のままであった。大会の歴史を感じる。予想外の気温の高さに苦しめられたが、予定通りのペース配分で走れたのは出来すぎ。後半の下り坂のなかにある急な上り坂のところで高橋尚子さんとタッチできた。これもいい思い出になるに違いない。
